梅干し「山の梅」無農薬・無肥料
山で育つ梅(無農薬・無肥料)と室戸海洋深層水塩のみで漬けた梅干しです。
栽培に、苦土石灰も不使用の梅です。
皆平早生<かいだれわせ>と南高梅です。
自然農法の梅自体の味をあじわっていただきたいので、紫蘇も使いません。
梅の栽培方法につきましては、梅(青梅)<無農薬・無肥料の自然農法>のページ中ほど、「梅栽培に対する、うちの考え方・栽培方法」に詳しく書いております。
梅干しの梅は、栽培に、苦土石灰も不使用の梅です。
販売中
2019年収穫・漬け込みの梅干しの販売を開始させていただきました。(2020/7/1)

梅畑の環境。
できるだけ自然の環境にしています。

夜露に含まれる大気中の有害物質がつかないように、三日三晩の天日干しは、屋根のある場所でおこなっています。
天日干し1日目。
色はまだ、完熟梅の色(黄色)に近いです。

天日干し3日目。
紫蘇を使いませんが、干すことにより、梅干しの色に変わっていきます。

天日干し3日目。
表面に塩の結晶がついています。
この後、梅酢に戻さずに、熟成させます。
山で育つ梅(無農薬・無肥料)と室戸海洋深層水塩のみで漬けた梅干しです。
栽培に、苦土石灰も不使用の梅です。
生の梅の重量に対し、20パーセントの重量の塩で漬け込む、昔ながらの漬け方をしています。
また、三日三晩の天日干しは、夜露にあてないように(夜露に含まれる大気中の有害物質が梅につかないように)、屋根のある干し場でおこなっています。
梅と塩だけで漬けているため、山で自然に育つ梅自体の、味と香りが楽しめます。「フルーティー」というご感想をよくいただきます。
梅干しは、漬けた年(塩の味が「ツンツン」ときついです)よりも、時間が経ったほうが、味がまろやかになっていきます。
(「三年もの」や、「五年もの」の梅干しに価値があるとされるのは、そのためです。)
★皆平早生
田辺市の皆平地区発祥の梅です。皮が薄く、味が濃いため高級品種ですが、南高ブランドに押され、和歌山でも希少になってしまいました。香りが良く、「猿が、南高より皆平を食べる。」といわれますが、うちでも熟して落ちた皆平梅は、動物が食べるようで、すぐ消えます。
<良い香りの、深く・やわらかい味の梅干しです。>
★南高
和歌山を代表する品種です。すっぱさだけではない、良い風味です。
南高は、高級品種としてよくお見かけになる梅だと思いますが、無肥料栽培の梅で、南高梅自体の持つ風味を知っていただければと思います。
皆平早生・南高、それぞれ、違った良い風味を持っています。
無肥料栽培の梅と塩だけで漬けていますので、梅自体の風味を味わっていただけます。
酸味 南高>皆平早生
※大きさについて
いろいろな大きさのものが入ります。
※見かけについて
・傷や、斑点(無農薬のため)の部分が、写真のようになります。その部分が、少々かたい場合もあります。・皮の薄い品種ですので、漬けている途中に皮が破れているものもあります。
ご注文をお受けしてから、袋詰めしています。

梅畑から周囲をみたところ。
梅畑は、山の高い斜面にあります。
手で持てる量ずつ収穫し、手でかごを持って降ろしてきます。
こちら西神ノ川地区は町から離れ、山に囲まれた地域です。無農薬の自然農法には最高の環境だと思っています。

色の濃くなっているところが、傷や斑点だった部分です。
また、皮の薄い品種ですので、漬けている途中に皮が破れているものもあります。
皆平早生。

色の濃くなっているところが、傷や斑点だった部分です。
また、皮の薄い品種ですので、漬けている途中に皮が破れているものもあります。
南高。


梅おかかおにぎり
細かく刻んだ梅干し、かつおぶし、しょうゆ少々を混ぜます。
食欲のない時でも、一口食べれば、食が進みます。

茶粥(和歌山の伝統的な朝食)
ページ下に、茶粥の作り方をのせています。
梅干し・梅酢に含まれる梅酢ポリフェノールには、A型インフルエンザウイルスに対し、ウイルスの増殖を抑える「抗ウイルス作用」や「ウイルス不活性作用」があること、口唇ヘルペス、ポリオ、手足口病、ノロウイルスのウイルス増殖を抑える「抗ウイルス作用」のあることが、2013年に和歌山信愛女子短期大学の小山一学長(ウイルス学)の研究グループによって確認されています。
(※梅干し・梅酢が、インフルエンザウイルスなどの治療・予防になることを示す研究ではありません。)
価格(送料別)※2018年収穫・漬け込み分から室戸海洋深層水塩を使用していますので、2017年以前に比べ、価格が高くなっています。
★皆平早生・一年熟成 2019年収穫・漬け込みの梅
・500グラム 3400円 売り切れ
・1キログラム 6200円 売り切れ
・ご家庭用2キログラム 9400円 売り切れ
※ご家庭用は、皮の破れた梅・斑点部の多い梅・皮がかための梅も多く入ります。
★南高・一年熟成 2019年収穫・漬け込みの梅
・500グラム 2300円 販売中
・1キログラム 4200円 販売中
・ご家庭用2キログラム 6400円 販売中
※ご家庭用は、皮の破れた梅・斑点部の多い梅・皮がかための梅も多く入ります。
★皆平早生・二年熟成 2018年収穫・漬け込みの梅 全サイズ売り切れ
★南高・二年熟成 2018年収穫・漬け込みの梅 全サイズ売り切れ
※送料のほうも、税込みの価格で表示しています。

1kg。
皆平。

1kg。
南高。

ご家庭用2kg。
南高。
送料
常温は、100サイズ・10キロまで、同じ送料ですので、他のものとの同梱が可能です。
・梅干し合計9キロまでの場合(常温)
関西/中部/北陸/中国/四国 770円
関東・信越・九州 880円
南東北 990円
北東北 1100円
※北海道・沖縄は、箱サイズにより細かく送料が違ってきますので、お問い合わせください。
・梅干し合計9キロ超~14キロまでの場合(常温)
関西/中部/北陸/中国/四国 880円
関東・信越・九州 990円
南東北 1100円
北東北 1320円
※北海道・沖縄は、箱サイズにより細かく送料が違ってきますので、お問い合わせください。
※税込みの価格で表示しています。
※他のものと一緒のお送りの場合は、送料をお問い合わせください。
商品名 山の梅(梅干し)
原材料 梅(無農薬・無肥料)、室戸海洋深層水塩
塩分 梅の重量の20%の塩で漬けこみ
生産者 矢戸田自然塾農園・矢戸田 誠
生産地 和歌山県日高郡印南町西神ノ川37-2
梅の生産地 和歌山県日高郡印南町西神ノ川
保存方法 高温・多湿をさけ、冷暗所で保存
茶粥の作り方
紀州では、昔から、朝は茶粥と梅干しの朝食がとられてきました。
かまどで、羽釜を使って炊くととてもおいしいのですが、鍋でもお作りいただけます。
1.鍋に、水と、袋(ティーパックでOK)に入れたほうじ茶(または番茶)を入れ、火にかけます。
(米1合に対し、水1000ccくらい。)
2.沸騰しお茶の色が出たら、お茶の袋を取り出します。
3.米を入れます。
(本来は洗わず入れるのですが、洗って入れても大丈夫です。)
4.ふきこぼれ、こげつきに注意しながら、やわらかいお粥ができるまで炊きます。
(「さらっ」としたお粥が好きな方は、かき混ぜないでください。かき混ぜると、「とろっ」としたお粥ができます。)
※お好みにより、水の量は加減してください。